こんにちは、Marcです。
みなさんは『Gyazo』というスクリーンショットツールを聞いたことがありますか?
このツールはクラウド保存型のスクリーンショットツールで、従来あったようなツールとは異なり、誰でも簡単かつリアルタイムに画像や動画の共有ができることがコンセプトになっています。
仕事をしていると、チャットでのやり取りの途中で、より詳しく内容を伝えるためにスクショを共有することがありますよね。
このツールを使えばそんな状況の時によりスムーズな意思疎通が図れるので非常に便利です。
うまく使えばブログの記事作成のスクショにも活用できるます。Gyazoをまだ知らいない・使ったことがない方は是非この記事を参考にしてみてください。
Gyazoとは
スクショした画像や動画がキャプチャした瞬間にクラウドに保存され、画像や動画単位で独自のURLが付与されてクリップボードに保存されます。URLをコピーしてチャットやメールに貼り付けるだけで簡単に他者との画像共有が可能。
アプリやブラウザの拡張機能をインストールするだけですぐに利用することができますが、無料のアカウントを作成しておくと、スクショした画像や動画の一覧をブラウザで確認できるのでとても便利です。
アカウント作成はすぐにできるので、是非新規登録して使ってみましょう!
Gyazoに新規登録
ユーザー名、メールアドレス、パスワードを入力します。有料のPro機能を試したい場合はチェックボックスにチェックを入れましょう。『ユーザー登録』をクリックします。
Gyazoを利用するためにはアプリかブラウザの拡張機能をインストールする必要があります。基本的にはデスクトップアプリ版を推奨します。詳しいインストール手順についてはこちら。
ダッシュボードに移動すると確認メールのアラートが表示されています。登録メールアドレスに届いた確認メールのリンクをクリックし、アカウントを有効化します。
アラートが消えました。これで利用準備が完了です。
インストール
前述した通り、Gyazoにはデスクトップ上で動作するアプリ版と、ブラウザの拡張機能版の2種類があります。
ここでは、その機能の違いと、インストール手順を解説していきます。
アプリ版とブラウザ版の違い
アプリ版はデスクトップ画面をどこでもキャプチャできますが、ブラウザ拡張機能版ではデスクトップ画面はキャプチャはできず、ブラウザの全画面、部品、選択範囲に限られます。
ブログの記事やマニュアルの作成など、あらゆる場所のキャプチャを撮る必要がある場合はアプリ版一択となります。
アプリ版
先程のアカウント作成画面に戻ります。Windowsアプリの『ダウンロード』をクリックします。
ダウンロードが開始されます。完了するとブラウザ左下にインストーラーが表示されるのでそちらをクリックします。
『次へ』をクリックします。
インストールは一瞬で完了します。『使い方をみる』をクリックしましょう。
サクッと読み、右下の矢印で次チュートリアルを表示します。
同じく読み飛ばします。
最後の使い方のショートカットが表示されます。非常にシンプル。右上の『✕』でウィザードを閉じます。
ブラウザ拡張機能版
一応こちらの手順も掲載しますが、不要な方は読み飛ばしてください。
以下のURLをクリックするか、ChromeのURLバーに貼り付けます。
https://chrome.google.com/webstore/category/extensions?hl=ja
検索窓に『gyazo』と入力し『Enter』を押します。
通常版とTeams版が表示されます。『通常版』をクリックします。
『Chromeに追加』をクリックします。
拡張機能にキャプチャを許可させるため、『拡張機能を追加』をクリックします。
ログイン画面にリダイレクトされるので『ログイン』をクリックします。
最初に作成したログイン情報を入力し、Gyazoにログインします。
ブラウザからGyazoを使えるように『認証する』を選択します。
Gyazoの使い方
インストールが完了したので早速使ってみましょう。アプリ版、ブラウザ拡張機能版共に使い方は超シンプルです。
アプリ版
タスクバーの矢印をクリックし、全てのインジケーターを表示します。赤枠内のGyazoアイコンを見つけましょう。
上のアイコンをそのままクリックするとすぐに画像キャプチャモードに切り替わります。
アイコンを右クリックすると以下の様なメニューが表示されます。
- 画像を撮る
- GIF動画を撮る
- リプレイ動画を撮る
- 画像一覧を見る
- 設定
- ヘルプ
- 終了
『GIF動画を撮る』『リプレイ動画を撮る』を選択すると、キャプチャモードの切り替えができます。
ショートカットの確認や細かい設定変更が可能。各自のやりやすい設定に変更しましょう。
キャプチャの取り方は非常にシンプル。キャプチャモードに切り替わったら、キャプチャしたい範囲をクリック、またはドラッグして選択します。公式サイトの動画が分かりやすいです。
画像がキャプチャされるとこんな感じで表示されます。右上のシェアボタンをクリックしてみましょう。
『リンクをコピー』を選択すると画像のURLがクリップボードに保存されます。他にも様々な共有方法があるので色々試してみてください。
ブラウザ版
Chromeの右上にある拡張機能領域から起動します。表示されていない場合はGyazoアイコン右のパズルマークの中に隠れている場合があります。そこから探し、ピン留めしておきましょう。
前述した通り、拡張機能版だとブラウザ内の画像キャプチャのみ利用可となります。
操作方法はアプリ版と同じなので割愛します。
Gyazoで画像編集はできる?
Gyazoには無料版・有料版があり、有料版にすることでより便利な拡張機能を利用することができます。
『Gyazo Pro』にアップグレードすれば可能
『Gyazo Pro』にアップグレードすると画像の編集(ドロー機能)が利用できるようになります。
ドロー機能を使えば、画像の上に好きな色で文字や矢印、囲み線を描いたり、フリーハンドで描画したりできるので、ブログの記事作成やマニュアル作成といった作業でも便利になります。
- 描画色の選択
- 画像の拡大縮小
- 画像の再編集
- ぼかしやスタンプ
価格とプラン
プランは全部で3種類用意されています。
無料版 0円 | Gyazo Pro 490円/月(年払い) 590円/月(月払い) | Gyazo Teams 3,500円/月(1ユーザー) | |
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数量無制限のスクリーンショットとアップロード | |||
GIF動画撮影 | 最大7秒間 | 最大60秒間 | 最大60秒間 |
リプレイ動画撮影 (Windows版のみ) | 最大7秒間 | 最大60秒間 | 最大60秒間 |
直近10枚のキャプチャーの閲覧と検索 | |||
自動アップロードによる簡単共有 | |||
デスクトップアプリ、モバイルアプリの利用 | |||
すべての画像の閲覧と検索 | |||
すべての画像のOCRスキャン | |||
すべての画像の一括ダウンロード | |||
広告の非表示 | |||
画像の編集 (テキストや矢印追加、ぼかしやスタンプ) | |||
パスワードによる画像の保護 | |||
数量無制限のコレクション作成 | |||
サブドメインの設定 | |||
ユーザーアカウントの管理 | |||
優先サポート | |||
チーム単位でのお支払い | |||
チーム限定指定による画像の保護 | |||
Google Workspace によるシングルサインオン | |||
無料ではじめる | 購入はこちら | 購入はこちら |
最後に
今回はスクリーンショットツール『Gyazo』を紹介しました。
ブログの記事作成におけるキャプチャの場合、以前解説した『Screenpresso』や『Monosnap』の方がコスパに優れているかも知れません。
しかし、業務利用という観点から見ると、『誰かに共有する』という目的であれば他のアプリよりも圧倒的に便利です。
是非他のアプリと併用して使ってみてください。