今回のテーマは「CIO NovaPort TRIO 140Wの購入レビュー」です。
出張でパソコンを2台持ち歩くことがあるけど、そんな時でもパワーを気にせず使える充電器が欲しい。
宿泊先や移動中に、少ないコンセントでも複数端末の充電ができたらうれしい。
皆さんはこんなことを感じたことはないですか?今回購入した「NovaPort TRIO 140W」はそのような要望を見事に満たしてくれたので紹介します。
僕も旅行する時、スマホ・ゲーミングPC・ワイヤレスイヤフォン・アクションカメラなど…様々なデバイスを持ち歩くので、このハイパワーに大満足しました。
本記事の内容
- CIO NovaPort TRIO 140Wの商品概要
- CIO NovaPort TRIO 140Wの良かった点
- CIO NovaPort TRIO 140Wの気になった点と悪い口コミについて
- CIO NovaPort TRIO 140Wの使用感(ゲーミングPCにて)
これらについて解説していきます。
良かった点だけでなく、気になった点も忖度なくお伝えしますね。
まず結論から
- ハイパワーかつ最小級のボディサイズ
- 電力の自動振り分け・調整機能でストレスなく利用できる
- CIO安心保証対応で初期不良等のサポートも充実
- 発熱・耐久性に難あり?
- ケーブルが付属していない
同スペック製品の中で最初クラスのサイズとPCも充電可能なハイパワーを兼ね揃えたモバイル充電器。傷がつきにくいシボ加工なので旅行などあらゆるシーンで活躍が期待できます。
より携帯性をお求めの方はこちら
Marc (@marc_freelancer)
- 歴10年以上のフリーランス&ノマドワーカー
- 全都道府県への旅行達成済み
- 神社仏閣参拝数100以上
- 日本100名城の達成進捗70%
- 沖縄離島の総宿泊数80日以上
CIO NovaPort TRIO 140Wの商品概要
まず始めに「NovaPort TRIO 140W」の商品概要、カラーバリエーション、実際の商品写真を紹介します。
仕様
型番 | CIO-G140W3C |
---|---|
入力 | 100-240V 50-60Hz 2.0A |
出力 ※USB-C1/C2/C3 | V=3A/9V=3A/12V=3A/15V=3A/20V=5A/28V=5A (Max 140W) PPS:3.3-11V=5A |
合計出力 ※USB-C1+C2/C1+C3/C2+C3 : C1/C2/C3 | 100W(5V=3A/9V=3A/12V=3A/15V=3A/20V=5A)PPS:3.3-11V=5A 67W(5V=3A/9V=3A/12V=3A/15V=3A/20V=3.35A)PPS:3.3-11V=5A 45W(5V=3A/9V=3A/12V=3A/15V=3A/20V=2.25A)PPS:3.3-11V=4.05A 30W(5V=3A/9V=3A/12V=2.5A/15V=2A/20V=1.5A)PPS:3.3-11V=3A 20W(5V=3A/9V=2.22A/12V=1.67A)PPS:3.3-11V=2A |
合計出力 ※USB-C1+C2+C3 : C1/C2/C3 | 67W(5V=3A/9V=3A/12V=3A/15V=3A/20V=3.35A)PPS:3.3-11V=5A 45W(5V=3A/9V=3A/12V=3A/15V=3A/20V=2.25A)PPS:3.3-11V=4.05A 30W(5V=3A/9V=3A/12V=2.5A/15V=2A/20V=1.5A)PPS:3.3-11V=3A 20W(5V=3A/9V=2.22A/12V=1.67A)PPS:3.3-11V=2A |
急速充電規格 | PD3.1/PD3.0/PPS |
ポート | USB-C×3 |
サイズ | 約63×69×29.5mm |
重さ | 約227g |
コンセントプラグ | 90°スイング |
対応機種
公式サイトには詳細な対応機種の記載はありませんでした。しかし、Amazonの商品紹介ページには以下のような記載があります。
140W・PD充電対応のノートPCを対象としていますが、詳しくは各PCメーカーにお問い合わせください。
引用:Amazon.co.jp
必要な充電要件を満たしていればどのPCでも使えそうです。自分のPCの要件が分からなければチェックしてみましょう。
カラーバリエーション
カラーバリエーションは「ブラック」と「ホワイト」の2種類。どちらを選んでも、表面がざらざらしたシボ加工で傷がつきにくいのが特徴です。
移動中、滞在先、コワーキングスペース、カフェなど、しょっちゅう出し入れするので傷がつきづらいのは個人的にうれしい。
商品を開封
今回筆者が購入したのはブラックです。外箱を開けると中身な本体と小さな説明書のみ。ケーブルは付属していないので、100W以上の出力に対応したものを別途準備しましょう。
CIO NovaPort TRIO 140Wの良かった点
ここからは「NovaPort TRIO 140W」の商品としての魅力、利用した場合のメリットなどを紹介していきます。
ハイパワーなのに最小クラスのサイズ
商品サイズは約63×69×29.5mm、重量は約227gと他の商品と比べても最小クラス。
ハイパワーにも関わらず手のひらサイズとなっています。
3ポート搭載なので新幹線などの移動中でも一気に手持ちのデバイスを充電することが可能です。
コンセントプラグは90°スイング式なので収納の際は邪魔になりません。
NovaIntelligenceで電力を自動調整
CIO独自制御技術「NovaIntelligence」を搭載しているので端末に合わせて電力を自動で調整してくれます。
上記画像はその一例。ポートの出力を気にしながらデバイスを繋ぐ必要がないので同時充電時もストレスなく利用できます。
CIO 安心保証対応
日本メーカーとして動作不良にもしっかりと対応させていただきます。
引用:公式サイト
初期不良やご使用中の製品不良の際はまずはお問い合わせくださいませ。
CIOは大阪で設立された日本の企業なのでサポート体制も安心。
初期不良や使用中の製品不良があった際は公式サイトからお問い合わせしてみましょう。購入したショッピングサイトの注文番号を伝えるとスムーズに対応していただけるとのこと。
CIO NovaPort TRIOの気になった点
続いて、気になった点とデメリットも確認しておきましょう。
Amazonをはじめネットの口コミに上がってる商品への不満は主に以下2つです。
- 耐久性に難あり
- 発熱が心配
実際の口コミを引用します。
23年7月に購入して、3ヶ月ほどは問題なく使えていたのですが突然故障して使えなくなりました。
引用:Amazon.co.jp
なによりかれより発熱が気になるので不安に耐えられなくなったら利用やめます。
引用:Amazon.co.jp
Amazonの星1~2の評価ではこの様な評価が見られる一方、
サポートのほうはしっかりされており返品対応していただけました。
引用:Amazon.co.jp
CIO本体に丁寧に対応いただき、交換品を送っていただきました。アフターサービスが充実していました。
引用:Amazon.co.jp
上記のようなサポート体制の充実を挙げる声も見られます。全体の約75%が星4つ以上の高評価を付けています。
価格も1万円以上するので故障は怖いですが、しっかりと交換対応などしていただけてる様子が見られます。
CIO NovaPort TRIO 140Wの使用感
筆者所有のゲーミングPCで使用感を確認してみましたので紹介します。
Razer Blade Stealth 13での動作も問題なし
「Razer Blade Stealth 13」はACアダプター出力が100Wとなっています。普通に利用している範囲ではサクサク充電が進むことが確認できました。
純正ACアダプターと比較して大幅なサイズダウン
純正ACアダプターとサイズを比べるとその差は歴然。プラスアルファで合計3ポート使えることを考えると携帯用途としてはかなり魅力的です。
発熱について確認した結果
本商品を利用し「Monster Hunter World : IceBorne」を約1時間プレイしてみました。
その結果はこちら。
「Google Pixel 8 Pro」の温度測定機能で計測しましたが70度を超えています。
GPUとファンがフル稼働してしまうとこんな感じになってしまうようです。
確かこれは熱い…
ただし、通常のブラウジングや仕事で使うアプリケーションを利用している範囲であれば1時間程度利用しても発熱は40度台に収まっていました。
純正アダプタとは異なり、持ち運びを想定した商品です。フル稼働・連続稼働に関しては製品寿命を早めてしまう可能性があるなと思いました。
完全代用品とはならなそうです。
NovaPort TRIOと合わせて購入したい商品
本商品にはケーブルが付属していません。手持ちのケーブルを利用し、
「高出力のアダプタを買ったのになぜか本来のパワーが出ない…」
という事にならないよう、「100W以上の出力の充電ケーブル」も合わせて購入しておきましょう。
CIOの100W対応充電ケーブル
まとめ
最後に本記事のまとめです。
- ハイパワーかつ最小級のボディサイズ
- 電力の自動振り分け・調整機能でストレスなく利用できる
- CIO安心保証対応で初期不良等のサポートも充実
- 発熱・耐久性に難あり?
- ケーブルが付属していない
型番 | CIO-G140W3C |
---|---|
入力 | 100-240V 50-60Hz 2.0A |
出力 ※USB-C1/C2/C3 | V=3A/9V=3A/12V=3A/15V=3A/20V=5A/28V=5A (Max 140W) PPS:3.3-11V=5A |
合計出力 ※USB-C1+C2/C1+C3/C2+C3 : C1/C2/C3 | 100W(5V=3A/9V=3A/12V=3A/15V=3A/20V=5A)PPS:3.3-11V=5A 67W(5V=3A/9V=3A/12V=3A/15V=3A/20V=3.35A)PPS:3.3-11V=5A 45W(5V=3A/9V=3A/12V=3A/15V=3A/20V=2.25A)PPS:3.3-11V=4.05A 30W(5V=3A/9V=3A/12V=2.5A/15V=2A/20V=1.5A)PPS:3.3-11V=3A 20W(5V=3A/9V=2.22A/12V=1.67A)PPS:3.3-11V=2A |
合計出力 ※USB-C1+C2+C3 : C1/C2/C3 | 67W(5V=3A/9V=3A/12V=3A/15V=3A/20V=3.35A)PPS:3.3-11V=5A 45W(5V=3A/9V=3A/12V=3A/15V=3A/20V=2.25A)PPS:3.3-11V=4.05A 30W(5V=3A/9V=3A/12V=2.5A/15V=2A/20V=1.5A)PPS:3.3-11V=3A 20W(5V=3A/9V=2.22A/12V=1.67A)PPS:3.3-11V=2A |
急速充電規格 | PD3.1/PD3.0/PPS |
ポート | USB-C×3 |
サイズ | 約63×69×29.5mm |
重さ | 約227g |
コンセントプラグ | 90°スイング |
旅行や出張など、PCを持っていくようなシチュエーションではかなり重宝する一台です。
しかし、ハイパワーだからといってゲーミングPCの純正アダプタの代替品としたり、長時間のフル稼働利用には発熱面での不安が残りました。
その様な用途でなければ使用に全く不安はありません。筆者が使い始めて3ヶ月以上経ちますが、口コミのような故障や不安定な現象は起きていません。
ハイパワーのコンパクト充電器をお探しの場合は是非「CIO NovaPort TRIO 140W」を検討してみてください。