今回のテーマは「伊豆国一宮 三嶋大社」です。
三嶋大社ってどんな神社なんだろう?参拝する前に基本情報や見どころを押さえておきたい。
このような疑問に答えます。
本記事の内容
- 三嶋大社のご利益
- 三島大社がパワースポットと呼ばれる理由
- 三嶋大社の見どころ
創建は不詳という悠久の歴史を誇る伊豆国一宮「三嶋大社」
この地域の地元民からの信仰も厚く、過去日本の歴史における武士時代の始まりを作った源頼朝にもゆかりの深い神社の魅力に迫ります。
三島観光のモデルコース
Marc (@marc_freelancer)
- 歴10年以上のフリーランス&ノマドワーカー
- 全都道府県への旅行達成済み
- 神社仏閣参拝数100以上
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三嶋大社のご利益とパワースポットと呼ばれる理由
三嶋大社は、奈良・平安時代よりこの地に鎮座していた記録が残ってる、由緒正しき神社です。
御祭神は、
- 大山祇命(おおやまつみのみこと)
- 積羽八重事代主神(つみはやえことしろぬしのかみ)
の二柱。
大山祇命は山森農産の守護神、事代主神は俗に言う恵比須様で、商・工・漁業者にご利益があると言われています。
また、平安時代に伊豆に流された源頼朝が深く崇敬し、源氏再興を祈願したことでも有名です。
その後、源氏が旗揚げし平家を打ち倒したことから武士たちの崇敬を集め、それを起源として必勝祈願や合格祈願に多くの参拝者が訪れるようになりました。
神話に登場する神を祭り、日本の歴史における重要なできことに関連深い神社であることが、三嶋大社がパワースポットと呼ばれる所以かもしれません。
この様な歴史深い神社ですが、1854年の東海地震で壊滅的なダメージを受けます。
その時、この「谷田部盛治」が倒壊した社殿の造営や大社領の開墾を行い、神社の復興に尽力しました。
三嶋大社の参拝作法
基本的には一般的な神社の参拝作法と変わりません。
- 鳥居の前で一礼し境内へ
- 手水舎でお清め
- 拝殿では二拝二拍手一拝
三嶋大社の見どころ
三嶋大社には歴史ある建築文化財、自然、他の神社ではあまり見られない見どころがあります。
主な見どころは以下の通りです。
- 参道
- 厳島神社
- 総門
- 神門・舞殿
- 本殿・拝殿
- 金木犀
- 神鹿園
これらについて詳しく紹介していきます。
参道
参道は広々とし、立派な鳥居と灯籠が象徴的な光景です。
本殿まで一直線に続く参道。
今回の参拝時は3月だったため、少し寂しげな印象ですが…
桜の季節になると桜の花が咲き乱れる光景は圧巻です。
夜間は参道の灯籠がライトアップされ、昼間とは全く違った夜桜の雰囲気となります。
厳島神社
参道横の神池に浮かぶ朱色が映える厳島神社は、北条政子がこの地にお招きした神社です。
家門繁栄・商売繁昌・安産・裁縫等のご利益があると言われています。
総門
三島市指定の文化財にもなっている総門。
建築中に発生した伊豆大震災で被災してしまいますが、その翌年に無事竣功しました。
総門にかかるしめ縄は、重さ400kg、太さ2m、長さ6.4mあり、迫力を感じます。
神門・舞殿
1867年に竣功した神門は、三島市指定文化財となっています。
ここから神域に立ち入ることを感じさせる立派な佇まいです。
神門をくぐるとすぐあるのは、1867年に竣功した舞殿です。
こちらも三島市指定文化財になっています。
年間を通じ様々な神事、奉納行事が執り行われる場所で、精密に設計された美しい左右対称の建築物です。
本殿・拝殿
舞殿の真後ろには立派な姿の本殿・拝殿があります。
現存する神殿は、東海大地震後に再建し、1866年に竣功しました。
本殿・幣殿・拝殿、三つの建物が連なる複合社殿で、国指定重要文化財になっています。
近づくと圧倒的な存在感を感じると同時に、厳かな雰囲気も兼ね備えています。
伊豆国一宮にふさわしい格式の高さを感じます。
パワースポットとして人気を集める理由も納得です。
金木犀
国の天然記念物に指定されている「三嶋大社の金木犀」
樹齢は何と1200年と推定され、毎年9月上旬と下旬の2度満開を迎えます。
満開の時期になると、薄い黄色の花をつけ、甘い芳香が周囲に漂うようです。
神鹿園
こちらは非常に珍しい境内にある鹿園。
約40頭ほどの鹿がいるとされており、そのルーツは大正時代に奈良から来ました。
当時は8匹でしたが、神の使いとして大事にされてここまで増えたそうです。
三嶋大社のよくある質問
三島大社に関するよくある質問についてまとめました。
- 三嶋大社へのアクセス方法は?
-
- 三島駅からバスで10分
- 三島駅から徒歩で15分
- 東名高速道路 沼津ICから車で20分
- 三嶋大社の周辺観光スポットは?
-
- 三島スカイウォーク
- 柿田川湧水群
- 水の苑緑地
などがあります。
日本最長の人道吊橋である三島スカイウォークは三島駅南口からバスで25分ほどです。
また、三島は富士山の伏流水が湧き出る「水の郷」でもあります。柿田川湧水郡や、水の苑緑地をのんびり散策するのもおすすめです。
- 駐車場はありますか?
-
普通車:55台
駐車料:1時間あたり200円
三嶋大社の口コミ
三嶋大社を実際に訪れた方はどのような感想を持ったのでしょうか。旅行サイトに投稿されている口コミを紹介します。
三島駅前からバスもありますが、緩い下りになりますから徒歩で行くのもよいと思います。東海道線三島駅改札でて右側に観光案内所があり、親切に対応してもらえますよ。
引用:じゃらん
バスで訪問。鳥居から御本殿まで真っすぐな道が続いていますが、神社の参道と言うのかな、この道は神聖な感じを感じます。特に今回3月下旬の訪問で、しだれ桜が8分くらい咲いてましたので、歩く道の左右をしだれ桜が美しく染めてると、これは確かに桜の季節に訪問したくなる景色だなと納得します。
引用:じゃらん
JR三島駅前よりバスで約10分、歩いても15分でした。8時に着いたので朝早くの境内は静まりかえっていて荘厳な感じがしました。広い境内では、野鳥の鳴き声が響き、池にはカルガモと大きな鯉が泳いでいました。巫女さんや、宮司さんたちが、境内を掃き清める姿も見られて気持ち良かったです。
引用:じゃらん
まとめ
最後に本記事のまとめです。
名称 | 三嶋大社 |
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所在地 | 〒411-0035 静岡県三島市大宮町2-1-5 |
電話番号 | 055-975-0172 |
URL | https://www.mishimataisha.or.jp/ |
営業時間 | 9:00~16:00 ※三嶋大社宝物館の情報です |
定休日 | 令和5年9月25日(月)・26日(火) 令和6年3月25日(月)・26日(火) ※三嶋大社宝物館の情報です |
料金 | 一般 :500円(300円) 大学生・高校生:400円(200円) 中学生・小学生:300円(100円) ※三嶋大社宝物館の情報です |
駐車場 | あり |
三島地域の格式高い歴史ある神社です。
アクセスも便利なので、三島に訪れたら是非参拝してみてください。