香取神宮(かとりじんぐう)
おすすめ度
創建2600年の歴史がある神社。全国に数千あるとされる『香取神社』の総本宮でもあります。関東屈指のパワースポットとしても有名で、休日には各地から参拝者が訪れます。
- 歴史ある神社仏閣を巡りたい
- 御朱印を頂きたい・御朱印巡りをしたい
- パワースポットで運気をアップしたい
- 東京から日帰りで旅行できるところを探している
- 鳥居から表参道を見る眺めがフォトスポット
- 貴重な重要文化財の歴史を知っておく
- 香取神宮を含む東国三社巡りで参拝する
- 食べ歩き目的としては少々物足りない
- バスだと平日と土日祝でダイヤが大幅に異なっている
今回は創建2600年の歴史を誇る『香取神宮』紹介します。
関東屈指のパワースポットとして知られる同神宮ですが、その御利益に与るため、休日になると沢山の参拝者が観光ツアーで訪れます。
東京から日帰り可能エリアであることも魅力の一つです。
こんな悩みをお持ちの方は、是非香取神宮への参拝を検討してみてください。
また、香取神宮のある千葉県香取市には『佐原』と呼ばれる古い町並みの観光地があります。そちらとあわせて観光するのがおすすめです。
佐原についてはこちら
この場所を含むおすすめの観光コース
Marc (@marc_freelancer)
- 歴10年以上のフリーランス&ノマドワーカー
- 全都道府県への旅行達成済み
- 神社仏閣参拝数100以上
- 日本100名城の達成進捗70%
- 沖縄離島の総宿泊数80日以上
香取神宮とは
香取神宮は千葉県香取市にあり、全国に数千あるとされる『香取神社』の総本宮です。
『創建2600年』いう神話の時代に紀元を持っているというから驚きです。『神宮』が付く全国でも格式の高い神社であることからも、いかに重要な神社であるかわかります。
そんな同神宮の御祭神は出雲の国譲りの神話にも登場する『経津主大神(ふつぬしのおおかみ)』。建御雷神(タケミカヅチ)と共に、東方の征圧に尽力した武の神であることから、勝運・交通・災難除けなどにご利益があると言われています。
境内は神聖な雰囲気で広大。江戸時代に建てられた重要文化財である本殿を始め、歴史的価値の高い宝物文化財を多く有しています。それらを見ることでこの神社の長い歴史の一部に触れることができるでしょう。
香取神宮へのアクセス
所在地 | 〒287-0017 千葉県香取市香取1697-1 |
電話 | 0478-57-3211 |
メール | お問合せフォーム |
- JR佐原駅下車、タクシーで約10分。
- JR佐原駅より各種バスのご利用も可能。
※詳しくはこちら
- 東京駅から関鉄グリーンバス『鉾田駅行き』→『香取神宮前』下車、徒歩5分。
- 浜松町駅、東京駅から京成・千葉交通バス『銚子行き小見川ルート』→『佐原香取(佐原IC)』下車、徒歩15分
- 東関東自動車道 佐原香取ICから約1.5km
調べてみると浜松町駅と東京駅から高速バスでも行けることがわかりました。電車のように乗り継ぎも発生しないため楽かもしれません。
香取神宮の駐車場
無料駐車場は主に3ヶ所あります。
第1駐車場
所在地 | 〒287-0017 千葉県香取市香取1697-1 |
台数 | 100台 |
一番おすすめ。駐車場を降りると目の前が商店会(参道)となっています。
第2駐車場
所在地 | 〒287-0017 千葉県香取市香取 |
台数 | 公式情報なし |
こちらは若干離れているので近場が埋まっている時に利用しましょう。
宮下地区第3駐車場
所在地 | 〒287-0017 千葉県香取市香取213 |
台数 | 130台 |
第3駐車場に停めて帰りは第1駐車場へ行ってしまう間違いが多いそうです。境内の案内板等を確認しながら間違えないように注意してください。
香取神宮の見どころ
- 営業時間
-
終日参拝可能
- 社務所は8:30~17:00
- 祈祷受付は16:30まで
- 宝物受付は16:00まで
- 定休日
-
年中無休
- 参拝所要時間
-
約25分
- 御朱印帳
-
あり
- 御朱印
-
あり
参拝するだけならそれほど時間はかかりません。ただ、境内がとても広いため、色々と細かく見たい方や御朱印・御守りを授かりたい方は16時までには参拝を開始するのがおすすめです。
見どころ①:食べ歩き
香取神宮の参道商店会には軽食、お土産店などが立ち並んでいます。まんじゅう、お餅と言った和菓子屋が多です。
亀甲堂
香取名物の『厄落とし団子』で有名なお店。今回訪問した際は残念ながら営業していませんでした。
岩立本店
創業明治28年の歴史ある和菓子屋。わらび餅、どらやき、まんじゅうを買うことができます。特にどらやきはこしあんなので、つぶあんが苦手な方にはおすすめです。
和茶房うの
和と洋の雰囲気を合わせたレトロな雰囲気のお店。テイクアウトだけでなく店内でも飲食も可能です。香取団子、かき氷、各種ドリンクを取り揃えています。
みどころ②:参道
200mほどの参道商店会を抜け最初の鳥居をくぐると空気感が一変します。自然の中に立ち並ぶ灯籠は美しく、神聖な雰囲気を感じさせます。
見どころ③:総門
緑に囲まれた参道を抜けるとそこには立派な総門があります。階段の下から見上げるような形になっているので、実際よりも大きく、迫力があるように感じます。
見どころ④:楼門(ろうもん)
楼門は元禄13年(1700年)に徳川幕府の手によって造営されたもので、現在は重要文化財となっています。色鮮やかな朱色が目を引く、香取神宮のシンボル的存在です。
本殿・拝殿
鮮やかな楼門とはうって変わり、本殿・拝殿はシックな色合いで重厚感があります。楼門と同じく、元禄13年(1700年) に徳川幕府の手によって造営されました。本殿も重要文化財に指定されています。
近づくと思った以上の迫力を感じる素晴らしい神殿です。
楼門の朱色、本殿の濃茶色、周囲の緑の対比がいい感じでした。
香取神宮の要石
香取神宮の中でも随一のパワースポットとして有名な要石。かつてこの地方に多かった地震を沈めるために置かれたという伝承が残っています。
古くより、この地方は大変地震が多く、人々はとても恐がっていました─これは、地中に大きなナマズが住み着いて荒れ騒いでいるのだと。香取・鹿島両神宮の大神様等は、地中に深く石棒を差し込み、大ナマズの頭尾を刺し通されたといいます。当神宮は凸形、鹿島は凹形で、地上に一部を現し、深さ幾十尺と伝えられています。貞享元年(一六八四)水戸光圀公が当神宮参拝の折、これを掘らせましたが根元を見ることが出来なかったといわれています。
引用:香取神宮 公式ホームページ
日本は古来より地震が多いので、その強大な自然の力を抑えたいという人々の思いがあったのでしょう。要石にはそんな祈りがパワースポットとして現在に引き継がれています。
どんな石なのか気になっていましたが、実際に見てみると
あれ?意外と小さいな…
が正直な感想。
しかしながら、見た目以上の重さ・重厚感を感じました。
近年も東日本大震災を始めとする大きな地震がいくつも発生していますが、そんな中でも無事過ごすことができている感謝を持って参拝しましょう。
香取神宮の周辺観光
香取神宮がある千葉県香取市の有名観光スポットといえば何と言っても『佐原の町並み』です。街の中心を流れる小野川沿いに江戸の風情を感じさせる建物が軒を連ねています。
香取神宮からは車で約10分程度。詳しくは以下の記事をご覧ください。
佐原についてはこちら
この場所を含むおすすめの観光コース
江戸時代の風情を感じさせる町並みが最高です。香取神宮とあわせて是非観光してみてください。
香取神宮の口コミ
旅行サイトの口コミ
旅行サイト『じゃらん』からいくつか口コミを集めてみました。
鹿島神宮とともに武運の神様です。パワーいただきました。やはりパワースポットですね。ありがとうございました。
引用:じゃらん
境内の厳粛な雰囲気に身が引き締まるような気がしました。参道の土産物屋さんもリニュウアルして食べ歩きやお茶をする人でにぎわっていました。
引用:じゃらん
あの黒い本殿の威容に圧倒されました。
引用:じゃらん
パンフレットなどの写真ではあんなすごい建物だとは全然気付きませんでした。
桜の季節だったこともあって境内の木々も綺麗でした。
格式高い神社の厳粛な雰囲気、武運の神様を祀ることに由来するパワースポットとしての魅力を感じる方が多いようです。
「活気がない」「ひなびている」という口コミも見かけました。
ネガティブな意見については、筆者も平日に行ったため同じような感想を持ちました。確かに『観光地』としてみるとそうかもしれませんが、神社に参拝することを目的とすれば素晴らしいの一言だと思います。
SNSでの口コミ
香取神宮に訪れる方は『東国三社巡り』をしていることが多いようです。
東国三社巡りは、香取神宮、鹿島神宮、息栖(いきす)神社の3社を巡る神社巡りのことで、これらの神社は関東屈指のパワースポットとしても有名。
この様に御朱印をいただきながら巡ることでいい思い出にもなりますね。
奥宮、要石の御朱印をいただけるとのことですが、口コミの通り休日限定の可能性があります。事前に社務所に問い合わせて確認をしておきましょう。
香取神宮に関するよくある質問
香取神宮についてよく見かけられる質問や疑問を以下にまとめました。
- 香取神宮へのアクセスは?
-
佐原駅からバスで15分。平日は本数が少ないので事前にダイヤを確認しましょう。
- 香取神宮のご利益は?
-
勝運・交通・災難除けなどにご利益があると言われています。御祭神が武運の神様であることから、スポーツ、受験合格、仕事の成功を祈願しに参拝する方が多いようです。
- 香取神宮で食べ歩きはできる?
-
表参道商店会で香取名物のだんご、お餅、まんじゅうと言った和菓子を楽しむことができます。神社境内での食べ歩きはNGです。
- 香取神宮が『パワースポット』『スピリチュアル』として有名なのはなぜですか?
-
以下のようなことが理由に挙げられます。
- 神話の時代より創建2600年の歴史があること
- 御祭神である経津主大神(ふつぬしのおおかみ)のご利益が勝運であること
- 地震を沈めてきたとの伝承が残る要石があること
まとめ
最後に本記事のまとめです。
香取神宮(かとりじんぐう)
おすすめ度
創建2600年の歴史がある神社。全国に数千あるとされる『香取神社』の総本宮でもあります。関東屈指のパワースポットとしても有名で、休日には各地から参拝者が訪れます。
- 歴史ある神社仏閣を巡りたい
- 御朱印を頂きたい・御朱印巡りをしたい
- パワースポットで運気をアップしたい
- 東京から日帰りで旅行できるところを探している
- 鳥居から表参道を見る眺めがフォトスポット
- 貴重な重要文化財の歴史を知っておく
- 香取神宮を含む東国三社巡りで参拝する
- 食べ歩き目的としては少々物足りない
- バスだと平日と土日祝でダイヤが大幅に異なっている
基本情報
名称 | 香取神宮(かとりじんぐう) |
所在地 | 〒287-0017 千葉県香取市香取1697-1 |
電話番号 | 0478-57-3211 |
URL | https://katori-jingu.or.jp/ |
駐車場 | あり |
訪問前の準備と注意点
香取神宮に訪れる際には、交通手段と飲食店の営業状況を確認しておきましょう。
特に平日に電車・バスと乗り継いでくる場合には、佐原からのバスの運行表を必ず確認してください。平日は土日祝に比べて運行本数がかなり少なくなります。
また、表参道商店会での食べ歩きを考えている方は、お目当てのお店の営業状況を事前に必ず確認してください。平日は参拝者が少ないため、予期せず営業外になっている可能性もあります。
最後に
今回は千葉県香取市の香取神宮をご紹介しました。
数ある神社の中でもわずか24社しかない神宮号を与えられた関東屈指の神社で、それにふさわしい神々しさ・荘厳さを感じることができました。
神社好きでなくてもその雰囲気を十分に感じることができると思います。もちろん神社好きには間違いなく訪れてほしいです。
この記事がこれから参拝を検討中の方々のお役に立てればうれしいです。