こんにちは、Marcです。
今回のノマドは群馬県みなかみの温泉郷、『宝川温泉 汪泉閣』に日帰りで行ってきました。
みなかみ周辺は多くの温泉宿がありましたが、バブル崩壊後に多くが廃業に追い込まれました。しかし、この宝川温泉をはじめとするいくつかの温泉は今も多くの観光客が訪れています。
東京からだと交通が多少不便ではありますが、実際に足を運ぶと、山々に囲まれる自然豊かな環境と温泉でめちゃくちゃ癒やしをもらえるスポットでした。
みなかみ温泉郷『宝川温泉 汪泉閣』とは?
宝川温泉は『天下の大露天風呂』と言われる大きな露天風呂が魅力の温泉宿です。
『日本の温泉トップ10』にも選ばれたことから外国人観光客も多く、僕が行った当日も訪れていたほとんどは外国人でした。
温泉地としての歴史も古く、ヤマトタケルが発見したという民話が残るほど。
詳しい史実は残されていないとのことですが、それだけ古くから日本人の癒やしの場として愛されていた場所であることは確かです。
そして今となってはかなり珍しくなった混浴の温泉でもあります。
宝川温泉の案内図。とにかく広い。
今回は日帰りですが、宿泊であれば広い敷地内全てを散策し、楽しむことができます。
営業時間・料金
日帰り入浴の営業時間と料金は以下の通り。
営業時間 | 10:00~16:30(最終受付) |
料金 | 大人1,500円、子供1,000円 |
館内はとても広く移動等にも時間がかかるため、15時までには入館するのがおすすめです。
アクセス
所在地 | 〒379-1721 群馬県利根郡みなかみ町藤原1899 |
電話 | 0278-75-2611 |
メール | お問い合わせフォーム |
アクセス | 電車の場合:水上駅から路線バス or タクシー 車の場合 :水上IC→国道291号→県道水上片品線を片品・藤原・宝川方面へ |
東京から行く場合、電車にしても車にしても2時間半~3時間の長丁場です。
お金をかけてでも時短したい場合は、東京or大宮から上越新幹線で上毛高原へ、上毛高原からタクシーで宝川温泉に向かうと1時間台での到着も可能。
電車で来た場合は水上駅で昼食を済ませておきましょう。
この周辺は飲食店も少なく、目的地となる宝川温泉でも軽食程度しか取ることができません。
映画『テルマエ・ロマエ』の舞台に
宝川温泉は阿部寛さん主演の有名な映画『テルマエ・ロマエⅡ』の舞台ともなった場所です。
これから紹介しますが、主人公シリウスが入力していたのは一番大きな『子宝の湯』らしいです。(←映画見てない)
一度映画を見てから訪れるとちょっとした感動があるかも。
実際に訪れてみると映画の舞台として取り上げられたのも納得。
昔ながらの温泉宿の趣きを残し、自然の中にある温泉が圧巻でした。
宝川温泉の温泉の魅力
ここからは宝川温泉の魅力を3つに分けてご紹介します。
とにかく広い!開放感抜群の温泉
日帰り入浴で入ることができる温泉は4つ(うち1つが女性専用)となっています。一つずつ順に紹介していきます。
どの温泉も開放感が抜群で自然と一体化したようなリラックス感が都会の喧騒を忘れさせてくれます。
摩訶の湯
宝川温泉の象徴的なイメージとして使われているのが『摩訶の湯(まかのゆ)』です。その広さは120畳!開放感抜群で、隣に流れる川の流水音も相まって一気に癒されます。
個人的には一番湯加減がよく感じたのがこちらでした。
般若の湯
こちらは摩訶の湯のすぐ裏手にある『般若の湯(はんにゃのゆ)』です。摩訶の湯を見たあとだと小さく感じてしまいますが、それでも約50畳程の広さがあります。
少し浅めかつ温めとなっているため、家族連れの場合は小さな子供でも安心です。
子宝の湯
摩訶の湯と般若の湯とは川を挟んで反対側にあるのが『子宝の湯(こだからのゆ)』です。こちらは摩訶の湯をしのぐ約200畳の広さとなっています。
「子供を大切にする」という意味で名付けられましたが、その名の通り子宝に恵まれた旨のお礼が沢山届いているといいう縁起のいい温泉です。
摩耶の湯
こちらは女性専用の『摩耶の湯(まやのゆ)』です。混浴ということに抵抗がある女性も多いと思いますが、こちらであれば男性の目を気にすることなくゆっくりすることができます。
四季折々の自然が楽しめる
宝川温泉の魅力は何と言っても四季による景色の移り変わりです。
秋の紅葉もさることながら雪景色もまた美しい。日本の古き良き温泉のイメージを彷彿させます。
混浴だけど女性も安心
宝川温泉は2019年までタオル持ち込みでの入浴だったようですが、同年4月1日より男女ともに湯浴み着を着用しての入浴が必須となりました。
湯浴み着とは以下のような入浴用の服のようなものです。
女性は写真の様にワンピーススタイル、男性は腰に巻くスタイルです。
女性用は膝丈まであり、生地も厚手で透けることもないため安心して入れます。しかし、それでも気になる場合は上で紹介した『摩耶の湯』に入りましょう。
湯浴み着に関しては入浴料1,500円にレンタルが料金が含まれています。
タオルの貸出はありませんので、自身で持ち込むか、入館料を支払う際に別途料金でタオルのレンタルを利用してください。
宝川温泉はノマドワークも可能
宝川温泉では日帰り入浴の時間内であればノマドワークも可能。上の写真のように広々とした座敷のリラックススペースがあります。
すぐ横が小さな売店となっており、風呂上がりのビールや飲み物、お菓子や軽食も販売されています。
一つネックとなるのが、日帰り入浴の施設にはフリーWiFiがないということです。
ノマドワークを検討する場合は、自身のスマホでテザリングするか、ポケットWiFiを持っていきましょう。
ちなみに僕のPCはノマドに最適の『Surface GO 3 LTE搭載モデル』です。ポケットWiFiなしでもこれだけのスピードがでるので快適に作業ができました。
まとめ
今回は群馬県みなかみの歴史ある温泉『宝川温泉 汪泉閣』とディープな街歩き情報をお伝えしました。
自然あふれるみなかみは、都会から来ると「かなり遠くに来た!」という印象にさせてくれます。温泉に入り、疲れを癒やしがてらのノマドワークにピッタリの場所です。
宝川温泉以外にも有名な温泉がいくつかあるので、また機会があればご紹介したいと思います。